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神奈川県教育委員会推進事業「こどもの居場所づくり」

~必要としている親子へ届くように~

 

以前ボランティスタッフの募集をさせて頂いた「こどもの居場所づくり推進事業」が8/30から本格的に指導しています。

実施場所のスタートとなったのは神奈川県大和市つきみ野中学校と座間市栗原小学校。私は主に栗原小学校の方に携わらせていただいています。※学校名公表の許可は頂いています。

 

別室登校といういうとイメージが湧きやすいでしょうか。年間30日以上休む不登校、それ以下でも心理的身体的な理由でスムーズに登校できない登校渋り。そんな子たちの家庭と教室の間でクッション的役割を果たすのがこの「こどもの居場所」です。学校に行きたいと思ってもいけない行きにくい苦しさやもどかしさを抱える子たちには支度する、家を出る、学校へ向かう、校門を入る、教室に入る、座る、座り続ける…の流れ一つ一つがとても大きなハードルになります。まずは学校へ来るというところを受け止められる場所を。そんな思いでスタッフ一同、学校の先生方と取り組んでいます。

 

おおなかな実施内容としては、

     居場所づくり(児童生徒、保護者の対応)

・学習支援

・生活&ソーシャルスキル支援

・居場所(読書、ぬりえ、カードゲーム等を団体が準備)

・相談(対象:児童生徒本人、保護者、教職員)

     学校教職員との情報交換

 

 

コロナに入りますます学校への行きづらいと感じる児童が多くなりました。

・神奈川県(行政)

・公立小学校

・フリースクール(民間)

この業種や立場の違う3つが思いを同じくして手を組み実施されている県内初の「こどもの居場所づくり推進事業」が実施校に通うより多くの方の居場所になること、また次の居場所づくりにつながること、そして一人でも多くのご家庭の希望となるよう願いつつ引き続き携わらせて頂きます。…でも実はこの推進事業は期間限定で2022年10月末まで。来室して下さるお子さんたちやお母さまからも「続けてほしい」の声も頂いているのでこの先も続くようにと願っています。